22. 状況が悪い時

キラキラした川の流れ

もう1年やることになる人
▶︎ 状況が整うのを待つ

滑り止めに行く人
▶︎ 状況を変えようとする

第1志望に合格する人 ▶︎

 

R塾代表の宮本智です。

今どんな状況で勉強していますか?

 

良い悪いあるとして、あまり良くない場合、

外的要因として「とても自習室が静かでよい」「逆に静かすぎて疲れる」「人の声はするが、適度なノイズと混ざって気にならない」「カフェで大学生が来てうるさくなった。」という音の問題や、

寒い暑い、湿度が高い、雨や雪が降っているなど天候の問題もあるでしょう。

また、内的要因としての自分の気分もあります。

自宅にいても、家の人から「勉強しないのか?」と言われるまでもなく、自分の気持ちの状況を待っていたりします。

「このYouTubeを見終わったら。」

「このLINEのやりとりが終わったら。」

やろうと考えています。

 

しかしながら、

時間は決して増えません

カウントダウンは止まりません

睡眠時間はパフォーマンスを下げないために確保したい。

お風呂で体を温める時間も体調管理として確保すべきです。

験勉強と関係ないことをしているうちに、脳がすっかり疲れてしまって、今日の自分の大切な時間が残り少ないことに気がつくのです。

 

ベストなタイミングなど来ません

そして、状況は整いません

状況や環境が整っていないことを理由に安心しているだけです。

だから整っていなくても、とにかく始めるのです。

 

YouTubeやTikTokなどを見ていて、いきなり無音になってしまうと嫌なので止められない場合もあると思います。

強烈な音楽や映像を浴びた後に急に電源をオフにすると、刺激がなくなってしまうので、無音で勉強はしにくいですよね。

そういう時は、音楽を聴きながらでも良いので勉強を始めてください。

ノリでやりましょう。目は参考書や単語集、完全記憶ノートなどを見ていてください。

 

しかし、しばらくして目の前の参考書などに集中してきたら音を止めてください。

その頃には気分は変わっていますから、今度は音楽が邪魔になっています。

人間はシングルタスクの生き物なので、ながら勉強は効率が非常に悪いのです。そのまま続けてはいけません。

音楽好きならなおさらです。歌があるとかないとか、日本語だから英語だからとか関係ありません。自分で選んでスマホへ入れたのでしょうから、絶対に聴いてしまいます。

さっさと消して勉強しましょう。消したらスッキリするはずです。聴きたくなったらまた休憩中に聴けばいいのです。

 

また、事前に「記憶もの」と「演習もの」「意味のない宿題など」を分けておいて、場合に分けて使い分けましょう。

YouTubeや友達と別れた直後などの緩やかな切り替え時には寂しさを紛らわす音楽でも聴きながら「記憶もの」や「意味のない宿題の処理」をしましょう。

LINEは必要なもののみ返信し、明日学校で直接話すためのメモをして置けばいいのです。

または勉強するからとしっかり伝えればいいのです。

色んな人間がいて、色んな場所で行われる試験場だってベストな環境では決してないのですから、状況が多少悪くても進ませねばなりません。

しかし、本当に悪い環境で、他で勉強できる場所が同じ建物内でもあるのであればそこへ移動しましょう。

音が気になるのであれば、耳栓を常備しましょう。

 

第1志望に合格する人

▶︎ 状況の中で整えられるものは整え、とにかく勉強を始める

48時間以内に実行

「いいからやろう」を口癖にする