23. 学校の授業中、

黒板に「学校の授業」の文字

もう1年やることになる人
▶︎ ひたすら寝る

滑り止めに行く人
▶︎ ひたすら内職する

第1志望に合格する人 ▶︎

 

R塾代表の宮本智です。

学校の授業に批判的な生徒はかなりいます。

「とにかくわかりづらい。」

「和訳をただ読んでいるだけで意味がない。」

「ひたすら丸暗記させられる。」 

 

まず言いたいのは、

ただ教師に従順にならず批判的に物事を捉えていること自体は悪いことではありません。

自分の将来に直結する大切な時間を無駄にしたくない気持ちの表れですから、それは大切にしてください。

 

それを踏まえてですが、

一般的に、学校と違って我々予備校業界は人気・実力がないと淘汰されてしまう大変厳しい業界です。

上記のような声が上がればすぐに職を失ってしまいます。

それゆえ塾や予備校には「教育」ではなく学習指導に特化したプロが多いのです。これは以前の記事にも書きました。

一部の古株や大学生バイトを除いて、わかりやすいのは当然です。

対して、学校の教師は基本的には中学なら中学、高校なら高校という機関における「教育」の専門家です。

塾予備校の講師と比べても仕方がないのです。

 

とはいえ、授業中に寝るのは時間の無駄です。

ベッドや布団でなければ熟睡などできません。睡眠時間の確保にはならないのです。

勉強ができる生徒が常に元気なのは、勉強を楽しんでいるだけでなく、休むべき時にしっかり休んでいるからです。

熟睡は布団でのみ、仮眠は20分タイマーで適切な体勢でのみ行うようにしましょう。

 

では内職はどうか。

「あの授業は内職しても何も言われないから」

「計画通りに受験勉強が進んでいないから」

いかなる理由があるとはいえ、

内職は一生懸命準備をしてから授業を行う先生方に対して大変失礼な行為です。

塾・予備校の宿題が大変だとか色々あると思いますが、

そこまで追い込まれるということは何かが間違っているということです。

学習計画や内容を見直す必要があります。

また、先生の監視をかいくぐって、しかも自分に向けられている聴覚情報を一次的に遮断して集中できるわけがありません

受験に関係ない科目だとしても、背景知識や考える素材として利用できます。

例えば、英文などで全く同じ内容が出題されることはないでしょうが、授業中にしっかり考える習慣をつければ、様々なお題に対しても思考しやすくなるはずです。

これは志望校の過去問の「傾向と分析」にある英文の主題を確認すればすぐにわかります。

「ラクダ(名古屋大)」「モーツァルト(京都大)」「女性の賃金(慶應SFC)」など多岐に渡ります。

 

どんな先生でも卒業の時にはその良さがわかったりします。

みなさん家庭や生活があるサラリーマンです。

さらに部活の顧問や生徒指導など教師は本当に激務なのです。

 

人や物事を尊重しない姿勢であれば、たとえ第一志望に合格しても大した人間にはならないでしょう。

今思い出せるあの先生方が恩師であるとわかるには時間がかかるものです。

何年経ってもわからないとしたら、君がまだまだ成長していないということです。

 

第1志望に合格する人

▶︎ 授業内容で覚えるべきことをその授業時間内に覚えきるつもりで授業を聞き、どう応用できるか考える

48時間以内に実行

学校の授業時間を受験勉強のあてにしないように予定を組む