42. あの先生ならどうするか考える

ガーゴイルの視点で街を見渡す

もう1年やることになる人
▶︎ 講師や教師に依存している

滑り止めに行く人
▶︎ 常に自分の頭で考える
 

第1志望に合格する人 ▶︎

 

R塾代表の宮本智です。

試験の現場でも、演習中でも、トラブルが起きた時でも、行き詰まったとき、どうするか。

それはあの先生ならどうするか考えてみることです。

これは依存しているのとは違います。

自分の頭で考えずに他人に何とかしてもらおうと考えている人は上手くは行きません。

適度に頼るのは大切ですが、依存は良くありません

わからないことがあるとすぐに質問したり、「全部わかりません」という生徒に多く見られます。

「ここまでやって、こんな状態ですが、次はこれをこんな感じでやればいいでしょうか?」のようにある程度具体

的なら良いのですが、丸投げが癖になってしまうと、演習中にも詰まったらそこで思考停止してしまうのです。

 

また、常に自分の頭で考えるのも一見良さそうですが、効率は良くありません。

講師はその道のプロ(そうでない者もかなりの数いますが)なので、どこで詰まるかは良くわかります。

勉強の仕方演習中の考え方もです。

ほとんどが1・2回目の大学受験でしょうから、プロのアドバイスを聞くのは当然の戦略です。

その時に、自分の頭へインプットして行くのは当然ですが、せっかくその先生から学んだのですから、その先生ならどうするかを考えてみましょう。

 

先生方のエッセンスはこれまで吸収してきたはずです。

自分とは違うカメラで問題を見れるということでもあります。

「2カメ・3カメ」「スタンド」「召喚獣」「カプセル怪獣」でも何でもいいのですが、使えるものは使いましょう。

大学生以降でもたくさんの本を読むと思いますが、それらは作者の思考を得るのと同じです。

映画や小説や漫画でも同じです。

「自分ならどうするか」を考えながら読む人もいると思いますが、視聴後はあのキャラならどうするかを手に入れているのです。

ストーリー、キャラ設定、映像技術、色彩、カメラアングル、音響、音楽など、たくさんの情報量がある中で、人と同じでも違っても、どこかに感動したのなら、それは自分自身の一部が表出していたのです。

その中のエッセンスをゲットするのです。

そこに感動したものを自分の仕事に活かすのです。

講師の解説を聞いてわかったつもりになって終わってしまう人が次のレベルに行くのには今回伝えていることが効く

かもしれません。

 

やってみましょう。

 

第1志望に合格する人

▶︎ 自分の頭で考えつつ、他の講師の考え方に切り替えられる

48時間以内に実行

演習時に「あの先生ならどうするか」考えてみる