18. 予定表の書き方

木々の間を飛行機雲が通り抜けている写真

もう1年やることになる人
▶︎「英語」「物理」などとしか書かない

滑り止めに行く人
▶︎
「英語長文演習3つやる」などと書く

第1志望に合格する人 ▶︎

 

R塾代表の宮本智です。

どんなにモチベーションが高い人でも、気分が乗らないことはあります。

 

その原因は様々だと思いますが、予定表やTo doリストの書き方に問題があるかもしれません。

もし予定表に「物理」や「単語」など漠然としか書いてないのであれば、改めてみましょう。

覚えておくべきなのは

漠然とした言葉だと人は動きにくいということです。

人間は保守的な生き物なので、想像できないことに関しては動きません。

 

そこで予定にあるものをそれぞれなるべく小さい単位に分割します。

どう動けばいいか一目で分かるように書くのです。

例えば、

「〇〇英単語 p.5〜1010分で1通り見る」

「R塾の長文課題を15分でき、その後、知らない単語を単語集で調べて再度考え直す」

などです。

 

予定表やTo doリストは自分から自分への指令です。

書いた時の自分とは気分が当然違います。

その直前で「英語の何をやるか」を考えたり思い出したりするのではなく、

すぐに行動に移せるように具体的に書くのです。

以前の記事と同じことを繰り返しますが、計画は自由になるための不自由さです。計画に従うのです。

 

また、開始時間をあまりに具体的に書くと、理想に傾きすぎて実行不能になることもあるので注意です。

予定が押してくるとやる気が削がれがちです。

これは個々人の性格に依るので、ある程度自由な方がやる気が削がれないという人は以上を踏まえて臨機応変予定を組みましょう。

 

要するに今回の記事で伝えたいのは、学習を進ませるために予定表の書き方を工夫すべきということです。

以上のことは、友人と何かをする時や、将来「〇長」とつくようなリーダーになった時も役に立ちます。

具体的な指令を伝えないと相手も動かないのです。

 

大学生や社会人になってから、自己実現への意欲がさらに強くなった時や、重い責任を負う仕事ができるようになった時などに、思い出してくれれば嬉しいです。

 

第1志望に合格する人

▶︎「○時から英語長文の第○回を行う」と書き、予定にクッション枠も設定している

48時間以内に実行

今日・明日の予定表を見直し、具体的に書き直す