もう1年やることになる人
▶︎ やる気が出るまで待つ
滑り止めに行く人
▶︎ 塾予備校で講師の話を聞いて一時的にやる気が出る。目に見えてやる気がある
第1志望に合格する人 ▶︎ ?
R塾代表の宮本智です。
「やる気」と「モチベーション」の違いを知っていますか?
この2語は決して同義ではありません。
その違いを知っておくことは今後の人生において非常に重要です。
たとえば、学校の先生や塾の講師に叱咤激励されると瞬間的に「やる気」は出ます。
それにより、目をギラギラさせたり、ハチマキを巻いたりする人も中にはいます。
しかし、それも長持ちせず、3日坊主や次の日どころか、帰宅したら元に戻ったことありませんか?
それは風が吹けば消えてしまう程度の「赤い炎」である事が多いからです。
よほど心の琴線に触れたわけでなく、誰かに火をつけられただけのロウソクの炎は習慣の力に負け、すぐに消えてしまいます。
定期テスト後に勉強をしなくなってしまうタイプも長続きしないうちに入ります。
恐怖や不安などマイナスな感情に煽られるだけの塾や予備校へ行って、
大学には合格したものの、大学生になって勉強をやめてしまう生徒もいます。
何があっても消えない、それこそ受験が終わっても消えない「青い炎」を燃やし続け、
夢を実現するには「やる気」でなく「モチベーション」を高める必要があります。
「モチベーション」が高いから「やる気」が無限に出てくるのです。
「やる気を出せ」と言われても「モチベーション」が低い場合出るわけがない。
ではどうやってモチベーションを高めるか。
「モチベーション」の原油は自分の中にしかありません。
まず、1時間程度しっかり時間をとって
過去を振り返って意味付けをします。
恥ずかしい失敗をした過去があったとしても、ほとんどの人は覚えていません。覚えていたとしても、君にとって大切な人は気にしません。気にする人がいたとしたら、それは君にとって大切ではありません。
失敗が本当に失敗だったか、本当はそれが成長になっているのではないか、マイナス面ばかりを見ているのではないか、これまでと焦点の当て方を真逆にしてみるのです。
そして、肯定的に未来を妄想してください。
「どうせまたダメだろう」「おそらく普通以下の未来しかないだろう」「なりたいものにはなれないだろう」などの、人から影響を受けて、受け入れてしまった思い込みを捨てて、10年後、20年後には、憧れているものになっているであろうと想像してください。
もし何かに憧れているとしたら、君には何か才能があると思います。
音楽家に憧れるのは、音楽的才能があるからです。
どこかの社長に憧れているのであれば、その要素が自分の中にもあるからです。
歩んできた過去への自分の評価、自分の能力を最大限発揮しているであろう未来への期待、
その流れの中に現在の自分がいるのです。
表面的なことでやる気を出すのではなく、根っこから、炎を燃やすことができます。
こうして永遠に出て来る原油をガソリンにして進み続けてください。
大学受験が終わっても、
高いモチベーションは理想の自分へと突き動かしてくれます。
今、自分が感じている軸や可能性を信じて、前に進み続けることにこそ、価値があるのです。
第1志望に合格する人
▶︎ やる気に振り回されない。モチベーションが高い。常に淡々とやっている
48時間以内に実行
どんな過去でも肯定的に振り返って源泉を探し、希望的観測だけで未来を妄想する時間を作る