もう1年やることになる人
▶︎ 勉強しないと誰かに怒られるから恐怖でやる
滑り止めに行く人
▶︎ 気合と根性で勉強に挑む
第1志望に合格する人 ▶︎ ?
R塾代表の宮本智です。
ほとんどの高校生は勉強が嫌いだと思っています。
勉強とは頑張って無理してやるものであり、気合や根性でやり続ける苦行だと考える人が多くいます。
しかし、実は「頑張っている」ようではこの厳しい試験では不利です。
大学受験は期限が明確なので、
努力が必ずしも報われるとは限りません。
頑張ることを否定はしませんが、「頑張る」と言うと「やってるかやってないか」に焦点が当たりすぎてしまうのです。
気合や根性という言葉は無理をしている時に使うのであって、無理すると反動で必ず疲れます。
それを脳がつらいことだと認識・記憶してしまい、次回やりたくなくなってしまうのです。
もし君が自分は意志が弱いと思っているのであれば、気合と根性で勉強してしまっています。
それは考え方を変えることで乗り越えられます。
というのも、実は我々は皆、勉強が好きなのです。
好きだという事に気がつけば、
移動中でも、風呂に入っていても、部屋の明かりを全て消して布団に入っても、思い出すことで学習は進むはずです。
気合や根性でやっていると、思い出すことはしません。
人は皆弱いからです。
人間は、進化することは気持ちがいいと感じるように本能が設定しています。
クイズ番組が皆好きなのはその表れです。
問題に関して持ってる知識や考え方をパズル感覚も含めて楽しんでいて、
それを一緒にいる人と共有し、時には競い合っているのです。
答えを知ったら「へぇ」と声に出したりするはずです。
無理やりやらされたり、人と比較されるのが苦痛なだけで、勉強が嫌いなわけではないのです。
受験勉強も直接やりたいことではありませんが、適切なレベルの問題を解くことは実は楽しいはずなのです。
復習時、忘れていたとしても、それは次覚える時には覚えやすくなっているはずで、前に進んでいます。
悲観的になる必要はありません。
ライバルの進み具合も気になるでしょうが、ここで人と比べてはいけません。
比べても不幸になるだけです。学習進度や定着率などは人によって違うし、進む道も違うはずです。
人生は長いのですから、そんな小さなことは意味がありません。
そんなことより楽しむのが先です。
しかもバランス良く必要な科目全てを。
やめることだってできるのに、大学受験を突破すると自ら選んでやっているのですから、できるはずだし、楽しいはずです。
この時期の全く生産性のない、友人との文字のやりとりや通話、スマホのパズルゲームよりも勉強の方が好きだと気がつきましょう。
本当はずっと寝ていたい訳でもなく、YouTubeやTikTokを見ていたい訳でもなく、ずっと友達と遊んでいたいとも思っていないはずです。
なんとなくしているだけで、実は退屈を感じていて、もはや好きではないかもしれません。
また、頑張っている自分が好きでもそれはそれで良いのですが、
学習内容そのものを好きになる(好きだと思い込む)と、記憶にも止まりやすく、復習への意欲も違います。
「好きこそ物の上手なれ」の通り、好きになればもっと効果は高まります。
最も効率が良いのは好きであることであり、好きだと思い込むことなのです。
嘘くさいと思っていても、声に出して「いやー、なかなか上手くいかない。面白い。」などと言い続ければ、脳は肯定的に受け取り続けます。
根っこで燃える青い炎が求める未来を作るため、今日の学習は絶対に楽しいはず。
自分の未来を作り出す受験勉強という手段は、新しい自分を見せてくれます。
きっと自分の中に眠っている可能性も見つかるはずです。
第1志望に合格する人
▶︎ 直接やりたい勉強でなくても、
楽しんでやることを習慣としている
48時間以内に実行
理解した時や正解した時だけでなく、
不正解の時にも「これ面白いな」と声に出してみる