もう1年やることになる人
▶︎ 勉強に集中するため、家族がやるのが当然だと考えている
滑り止めに行く人
▶︎ 家族に感謝し、全て任せている
第1志望に合格する人 ▶︎ ?
R塾代表の宮本智です。
人間はよほど好きでない限り、一つの事に集中しているとどんどん効率が落ちてきます。
英語の疲れを世界史でとったり、
それも飽きたら国語を勉強するなどは効果的で是非実施すべきですが、
実は雑用こそがプチリフレッシュのチャンスです。
ちょっとした買い物に行く、洗い物をする、掃除機をかける、トイレ掃除をするなど、
一旦机から離れて動くことで
かなりスッキリします。
これがなぜスッキリするのか。
洗い物など水に触れるものは、
手を少し冷やすことにより脳をクールダウンさせる効果があるそうです。
顔を洗うよりも効果的なのだそう。
多少歩いたり、勉強の現場から離れることも関係があります。
旅行へ行くとスッキリするのは、問題を抱えている場所から地理的に離れることで、
問題そのものから距離を取っているのです。
この姿勢の場合、「現実逃避」との表現は的確ではありません。
積極的に戦うための脳のリフレッシュ法なのです。
家事などは旅行と比べるとそれほど離れることにはなりませんが、
机から少し離れて客観的に問題を見るための大変良い機会です。
それ以上に、私が重要だと考えるのは
「達成感」「ちゃんとやってる感」です。
何しろ受験生は「達成感」を感じることが少ない。
ほんの小さいことですが、洗い物や洗濯を「完了」させることは、
精神的にとても良いことなのです。
特に休日や夏休みなど長期休暇の期間中、少し勉強から離れたくなった時に、
スマホゲームなど目を酷使するもの、ショート動画などの
時間を自分の意思で区切らねばならないものに触れずに
10分15分で終わる程度の雑用を済ませて、脳をスッキリさせてください。
この効果はやればわかります。
面倒臭く感じるのは最初だけです。
この原稿を書いている私も極度の面倒くさがり屋ですが、
ある程度記事を書いたら掃除機をかけたり食器を洗ったりしています。
食洗機やお掃除ロボに任せるのは、せっかくのリフレッシュの機会を奪ってしまうのです。
第1志望に合格する人
▶︎ 休憩時間に自ら進んで雑用を行う
48時間以内に実行
食器の洗い方、トイレ掃除の方法、部屋の掃除法、洗濯の干し方を確認し、どこまで自分がやるか宣言する